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2014.03.23

ポリカ白MacBook(Early 2009)をSSDに換装してMavericks入れてかなり早くなった

我が家のMacBookは、2009年のポリカーボネートボディ(白)のもの。もう結構古くなっており、動作も遅くなってきたので買い換えかなぁと思っていた。
しかしOSはまだ10.6(Snow Leopard)で、10.9(Mavericks)を試していない。長いこと使っているからまずはクリーンインストールしてみようかなと思い、秋葉原をうろついていたらSSDが結構安いことに気がついた。

そうか、ついでにSSDも試そう。
というわけで、MacBook(Early 2009)の内蔵HDDをSSDに換装して、そこにMavericksをクリーンインストールしたので、そのメモをこちらに。


■Samsung SSD 840 EVOを購入
まずは内蔵HDDをSSDに換装するため、SSDを秋葉原で探した。現在はSSDも色々と種類はあるけど、ポリカMacBookならWindowsノート向けのフツーの7インチ厚SSDがそのまま使えるので、あまり気にしなくて良い。心配な人は、秋葉館などMac専門の店で買うと良いだろう。

私が選んだのは、Samsung(サムスン)のSSD 840 EVO、容量は250GB。SSD 840 EVOは上位モデルであるSSD 840 PROの廉価版で、NANDフラッシュセルに低速のTLCを採用している(上位機種の840 PROでは、高速のMLCが使われている)。ただし840 EVOでは対策として、独自の「TurboWrite」技術を用いて速度をカバーしているらしい。これはセルの空き領域をライトバッファとして利用することにより書き込み速度を高めることができるそうな。
なお、この辺のお話は、ASCII.jpの記事「コスパが優秀なSamsungの最新SSD「840 EVO」を試す」が詳しい。

何よりSSD 840 EVOはコストパフォーマンスが高く、2014年3月現在、250GBモデルが秋葉原では15000-16000円くらいで販売されている。一方の840 PROは24000円くらいなので9000円くらいの差があるわけで……そこまで出すならいつかはMacBook Airを買いたいし、換装するにはオーバースペックかなぁ。と考え、840 EVO(250GB)を購入した。

ちなみに購入したのはベーシックキットと呼ばれる、マウンタなど何も付いていないもので、型番はMZ-7PD256B/IT。MacBookは内蔵HDDをそのままSSDと入れ替えて使えば良いので、マウンタやケーブル類は何も必要ない。


■Mavericksブート用のUSBメモリ作成
SSDを換装する前に、Mavericksをダウンロードして準備をしておこう。ここではクリーンインストールをしたいので、ブート用のUSBメモリを用意してそこから起動し、換装した内蔵SSDにインストールする方向で考える。用意するのは、容量が8GB以上のUSBメモリ。

Mavericksのダウンロードは、App Storeから無料でおこなえるので特に迷うことは無い。ただし容量が5GB近くあるので結構な時間はかかる。

ダウンロードが完了すれば、「ダウンロード済み」と表示される。この際、ダウンロードした実体は /Applications/Install OS X Mavericks.app の中にある。

ここからUSBメモリにブートイメージを書き込むのは、なかなか厄介だ。10.8(Mountain Lion)ならば先ほどのMavericks.app内の/Contents/Resources/createinstallmediaというコマンド一発でやってくれるのだが、10.6 Snow Leopardではこれは以下のようなエラーとなり正常に動作しない。

Failed to start erase of disk due to error (-9999, 0).
A error occurred erasing the disk.

というわけで、完全手動でブート用USBメモリを作成した。この際の手順は、るるぷらすさんの「OS X Mavericks の USB 起動インストーラを作る手順」を参考にさせていただきました。

正常にブートできるUSBメモリが作れたら、いよいよSSDを換装する。


■SSD換装手順
購入してきたSamsung SSD 840 EVO。

中身はフラッシュメモリなのでとっても軽く、まるでオモチャみたいだ。ちょっぴり不安になる。

さて、今回はMavericksをSSDにクリーンインストールするわけだが、今使っている内蔵HDDのデータは別途コピーして利用したい。というわけで、2.5インチHDDを入れてUSB外付けHDDにできるアダプタを持っていたのでこれを流用。

↑このようなもの。用意しておくと色々便利です。

ではSSDを取り付ける。MacBookを机に裏側にして置いて、バッテリを取り外す。するとL字の金具でフタがされているのが見える。

このL字金具は3ヶ所にネジが付いているので、これを小型ドライバーで外す。

外すと、メモリ(長辺側の2つのスロット)とHDD(短辺側のスロット)にアクセスできるようになる。

この写真で、左手の短辺側がHDD。

内蔵HDDは、ベロのような白い幅広のテープを引っ張ると引き出すことができる。

なお内蔵HDDはコネクタに刺さっているので、はじめに少し強く引かないと外れない。

内蔵HDDは、マウント金具に固定されている。

この写真では手前の2つに、マウント金具に固定する黒いネジが飛び出ているのが見える。このネジはトルクスドライバ(T8)で無いと回せない特殊なネジである。なお、型によってはT6が必要なこともあるらしい(?)。

が、特殊とは言ってもホームセンターなどで普通に売っているので入手はそれほど困らない。T5,6,7,8くらいのセットが1000円くらいで買えるから、それを買えば良い。マウント金具にはネジ4本で固定されているので、いったんネジを外してからマウント金具にSSDを取り付ける。

これで後は元に戻すだけ。なおSSDはHDDと違ってかなり軽いので、本体もちょびっとだけ軽量化した気がする。

ちなみに、L字金具を戻す前にまずUSBメモリでブートしてみて、内蔵したSSDがちゃんと認識されているかを確かめた方が良い。差し込みが甘いなどで認識されていなかったら、また作業をやり直さないといけないからだ。

正常に認識されていたら、SSDをフォーマットする。パーティションは1つだけとし、「Mac OS 拡張(ジャーナリング)」でパーティション作成する。


■Mavericksをインストール
先ほどのMavericksのUSBメモリで起動して、インストール先にSSDを選ぶだけなのでそんなに難しいことは無い。

30分くらいかかったかな。

インストール後、元々内蔵していたHDDをUSB外付けとしてつないで写真や文書類をコピーして戻した。その後、Adobe Photoshop LightroomやParallels Desktopなど、普段使っていたアプリをインストールし直した。
クリーンインストールして過去のゴミを消し去ったことと、SSDに換装したことがダブルで効いて、体感スピードはものすごく向上した。何もかもがサクサクと動いて、びっくりするくらい快適である。これならまだまだ、MacBook Airを買わなくても大丈夫だなー。

というわけで、15000円くらいで相当なスピードアップが達成できてすこぶる満足です。OSも10.6から10.9に出来て、ウィンドウのリサイズなどが便利になったことが嬉しい。


■TRIMをONにする
最後におまけ。「このMacについて」のシステムレポートから、システム情報を表示することができる。これにより、SSDの認識状態を確認できる。

SSDはSATAのところに表示される。注目すべき点は2つあって、まずひとつめはリンク速度が3ギガビットになっているか? という点。SSDの相性的なもので、機種によってはこれが1.5ギガビットになってしまうことがあるらしい。840 EVOは大丈夫みたい。

もうひとつが、上の画像で「TRIMサポート:いいえ」になっている点。これはそのままでも特に問題は無いのだが、TRIMはONにした方がパフォーマンスは多少向上するらしい。
このTRIM機能とは、「HDDとは違い、直接データを書き換えることができず、削除してから上書きしないといけない」というSSDの性質を克服するためのもの。詳しい説明はLogitecのページが分かりやすかったので、そちらを参考にしてください:コラム vol.005 Trim命令の功罪

Mavericks上からTrimをONにするには、Trim Enablerというアプリを使うのが定番。

使い方も簡単で、OFFになっているのをクリックしてONにするだけ。

ONにしたら、マシンを再起動して再度システム情報を確認してみる。

この通り、「TRIMサポート:はい」になっていればTRIM機能はONになっている。

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コメント

macbookを甥っ子から貰ったのでこの改造をやってみようと決心しました。

投稿: 紅のモモンガ | 2014.11.15 22:53

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