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2013.05.26

スギナの胞子のダンス

スギナの胞子には弾糸が付いており、これが湿度に敏感に反応します。
そのため顕微鏡で観察しながら息を吹きかけると、弾糸が一瞬で丸まる様子が見られます。これは一部ではスギナの胞子のダンスと呼ばれています。

ツクシの季節はかなり過ぎてしまっており今さらですが、写真と動画を撮っておいたのでご紹介。

東大島駅の荒川沿いでツクシを見つけたのが、観察のきっかけです。

スギナの胞子を集めるのは簡単で、春先に出てきた若いツクシを摘み取ってきて、その穂先をはたいて落ちる粉のようなものを集めればいいだけです。

集めたばかりの胞子はとてもサラサラとしています。


弾糸は、胞子から4つ出ています。しかしこれは本当は2本の弾糸で、真ん中のところでくっついているので4本に見えるらしい(未確認)。


こちらは水で封じたプレパラート。弾糸は湿度が上がると丸まり、湿度が下がると大きく伸びます。そのため息をそっとふきかけると、湿度に反応していったん丸まり、その後に伸びる様子が観察できるのです。


もっと詳しく、顕微鏡ページの方にまとめておきました:
顕微鏡生活:スギナ(ツクシ)

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2013.05.20

太陽黒点

太陽活動が活発化していると聞いて、太陽にBORG45EDIIを向けてみた。
太陽黒点 - Sunspots
この日は薄雲がかかっており、あまりコンディションは良くなく。さらにレンズに汚れを付けてしまいショック。レンズ拭きが苦手なんだよなぁ……拭くとかえって汚してしまうことが多いのだ

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2013.05.12

二之橋(墨田区)

竪川(たてかわ)は墨田区に注ぐ川で、ほぼまっすぐ東西へ延びている。どうしてこんなにまっすぐなのかと言うと、江戸時代に掘った運河だからだそうだ。なるほど。
川のしごと
隅田川から見て順番に、一之橋・二之橋と名前が付けられている。これは2番目に隅田川に近い、二之橋。真上を首都高速7号線が通っている。

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2013.05.08

ウサギゴケの耳

東京大学付属小石川植物園で見てきた、ちょっと面白い形の花。

ウサギゴケ
ウサギゴケという植物だそうです。名前に"コケ"とは付くものの、実際はタヌキモの仲間でこのように花を付けるとのこと。2本の長く伸びた耳が、本当にウサギみたいですね。

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2013.05.06

白雲母をペリペリと剥がす

知り合いから白雲母のちょっとしたカタマリをいただきました。

白雲母など雲母の類は、板状に薄く剥がれやすいという性質を持っています。教科書などでそう読んだことがあっても、実際に薄く剥がしてみたことは無かったため、さっそくやってみます。

なるほど、確かにこのままパカっと剥がれそうだ。


ほとんど力も入れずに、こうして手でペリペリと薄く剥がすことができます。

どんどん剥がしていくととても薄くなり、手では剥がせないくらいになってきます。ここで、まち針を使うとさらに薄く剥がすことができます。

これはかなり薄くなってもう限界に見えるかもしれませんが、まだ行けます。まち針を2枚の層の間に差し込むように突き刺して……。

こうして2枚の層を引きはがすようにまち針をぐいぐいと入れていきます。


ほら! さっきよりもっと薄い層が取れました。


このくらい薄くなると厚みが光の波長と近くなるため、ちょっと傾けると干渉色が見えます。


さて、こうして白雲母をペリペリと剥がして遊ぶのは楽しいのですが、問題は粉が飛び散ること……。

きらきらとした粉が飛び散り、手にくっつきます。これがちょっと厄介なんだわ。
雲母は「きらら」とも呼ばれ、浮世絵の「雲母摺り(きらずり)」にも使われます。このきらきらとした雲母の粉を利用して、灯りの下で輝く背景を作り出す技法です。

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桜の花粉

もう5月になって今さらだけど、桜の写真を整理している。

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大量の桜の花を見ていると、これが1,2週間であっという間に消え去ってしまうのがもったいなく思えてきた。
何か使えないかなと思い、花粉を顕微鏡で見てみることにする。


桜の花には雄しべがたくさんあるので、これをプレパラートに擦りつけて花粉を落とすだけでよい。


はじめに、水で封じずにカバーガラス無しで見てみた。桜の花粉はこのように、ちょっと米粒に似た形をしているようだ。


水で封じると、桜の花粉はすぐに水を吸って膨潤状態になる。このまましばらく放置していると、花粉は破裂して中身が外に流れ出す。これを原形質吐出と呼ぶ。

もやもやっとした煙みたいなものが、破裂して流れ出した花粉内の原形質。


こちらも原形質吐出した花粉。

花粉の中身(原形質)が流れ出す様子は、トコロテンが出てくる感じにちょっと似ています。動画にも撮ってみたのがこちら。

小さなサイズだと分かりにくいので、全画面にして画質を上げると見やすいです。


もう少し詳しい記述は、顕微鏡写真のページにまとめておきました:
顕微鏡生活:桜の花粉

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マンサクの花

3月4月はなかなか時間が取れなかったため、冬に撮った写真をものすごく今さらだけど整理している。

Dsc_1288
マンサクの花は、個人的にはあまり好きになれないかなぁ。どうもこの、細くて長い黄色の花が大量にくっつているさまが、ゴテゴテとした下品さを感じてしまうのだ。これは小石川植物園にて2月。

一方こちらは道路脇で、中野坂上駅付近で青梅街道沿いに植えられていたもの。
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青梅街道沿いには色々な植物が植えられているのだが、そのセレクトがいささか不思議な感じ。排ガスに強いというのが第一条件だろうけど、マンサクも大気汚染には強いのだろうか? ここはかなりの交通量なのに、こんなに元気に咲いていた。

そういえばマンサクと言えば、子どもに絵の指導をしていたら絵の具を絵に落としてしまい、後悔していたら「ああまんさくの花が咲いた」と言われた……という詩を小学生の時に読んだことを思い出した。
今調べてみたら、丸山薫という方の「白い自由画」という詩だそうだ。

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