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2012.07.14

Photoshop Elementsで多重露光写真を作る

日食写真でよく見る、欠けていく太陽を合成した写真を作ってみた。
金環日食 - Annular Eclipse at Tokyo
こういう多重露光写真の簡単な作り方がやっと分かったので、ここで紹介してみる。利用ソフトはPhotoshop Elements、Mac版ですがWindowsでも同じハズ。

まず、合成したい画像をすべて、Photoshopで開いておく。
20120713
そして、貼り付けていく「土台」となる画像を1枚選んでおく。この場合、このDSC_3772.JPGを土台として、DSC_3736.JPGを貼り付けることにする。

土台以外の画像ファイルを選択し、コピー&ペーストを行う。画像ファイルの切り替えの際は、メニューの「ウインドウ」を使うか、プロジェクトエリアの表示をしておくと便利。
貼り付ける画像ファイルをひとつ選んだら、Command+A(全範囲選択) → Command+C としてコピーし、土台ファイルに移ってCommand+Vで貼り付ける、というのを繰り返す(Windowsの場合はCtrl+A → Ctrl+C → Ctrl+V)。画像はレイヤーとして貼り付けられるので、1枚貼り付けるごとにレイヤーが増えていく。
この時点では一番最後に貼り付けたものしか表示されず、下の画像が消えて見えるけど、気にしなくていい。

貼り付けが終わったら、土台ファイルを選択してレイヤーウィンドウ(表示されていなければ、メニューの[ウインドウ]→[レイヤー]で表示させる)を操作する。
201207132
レイヤーウィンドウ左上の、レイヤー描画モードがデフォルトで「通常」になっているところを、「比較(明)」に変更する。
201207133

レイヤーの描画モードを「比較(明)」にすると、明るい部分を合成する形で構成される。そのため、以下のように太陽の欠けを合成して表示できる。この後、ちょっと場所を変えたければ、対象レイヤーを選択して Command+A で全範囲選択してから、移動ツールで動かしてやれば良い。
201207134
これと同じ原理で、普通の多重露光写真も構成することができる。

なお、太陽と月の視半径は約0.5度なので、最低でも2分はシャッター間隔をあけないと無加工では像が重なってしまう(太陽は全天360度を24時間(1440分)かけて移動するわけだから、1度動くのは1440÷360=4分。だから0.5度動くには2分かかる)。また、太陽像が画面いっぱいに映るようにしていると10分もすれば完全に通り過ぎて行ってしまう。
このエントリの最初の画像も実は「ズル」していて、全体で30分くらいあるのだがそれだと離れすぎて1枚に収まらないので、手で像を動かして近づけている。なので、各像の距離や並び方は完全に「合成のイメージ写真」と割り切って欲しい。

うーん、なんとなく、「科学写真」と胸を張っては言えない一枚だね。

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コメント

友人より聞いてページ開きました、私がやりたい作業は現在地球を周回している「国際宇宙船「きぼう」の航跡写真を合成したい。貴方様の記事で可能と思います、トライしてみますが判らない処あると思います、 宜しくご指導お願い致します。phtoshop elements12を購入しました。

投稿: 梅沢 | 2014.02.28 06:22

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