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2011.12.02

平成24年改正の学芸員資格について

前々から議論になっていたけど、平成24年から学芸員資格の制度が変わり、4月より各大学で新カリキュラムとなる。
以前に「学芸員資格認定試験と放送大学」で学芸員の制度の仕組みについて調べていたので、新制度と旧制度を少し比べてみた。

■概要
新制度の学芸員資格は、一言でいえば、「単位が増えて取るのが難しくなる」。
今までは必修単位が全部で12単位だったのが、新制度では以下の19単位必要になるのだ。
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生涯学習概論 2単位
博物館概論 2単位
博物館経営論 2単位
博物館資料論 2単位
博物館資料保存論 2単位
博物館展示論 2単位
博物館教育論 2単位
博物館情報・メディア論 2単位
博物館実習 3単位
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また文部科学省で直接試験を受ける試験認定については、試験に合格しても「筆記試験合格者」になるだけで、その後に1年間学芸員補として働かないと「試験認定合格」とならなくなった。
今までは、学校の先生など教育職員ならば、筆記試験を合格すればすぐ学芸員の資格が得られたことに比べると、これも大きな違いだ。

なお、旧制度の学芸員資格を持っている人は必要単位が増えたので取り直さないといけないのかと思っていたが、「旧制度の学芸員を持っている人はそのまま新制度の学芸員」となるようだ。というわけで、一部でウワサされていた「学芸員を学芸員補に格下げ」とか「上級学芸員の設置」とかってのは無くなったみたい。
また、人文系博物館と自然科学系博物館(あるいは美術館と博物館)で資格を分けるかどうかみたいな話も過去に一瞬あったけど、それも無いようだ。

もう一つ、今まで学芸員について資格証明書というものは存在せず、大学の単位修得証明書(試験認定の場合は合格証書)がそれに当たっていた。
しかし今回の改正で、文部科学省に申請すると資格証明書が発行されるようになるらしい。複数大学で単位を取っている人には便利になる。


■参考資料
図書館法施行規則の一部を改正する省令及び博物館法施行規則の一部を改正する省令等(平成21年4月)
改正学芸員養成科目に関するQ&A:文部科学省

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