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2010.01.04

2009年度・面白かった本ベスト10

恒例(?)の2009年に読んだ本ベスト10を作ってみた(去年の:2008年度・面白かった本ベスト10)。

なおこのリストは、「私が2009年に読んだ本」であって、2009年の新刊ではありません。あしからず。

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■1位:京極夏彦: 鉄鼠の檻
やはりトップはこれだろう。ボリュームも満点、面白さも満点。禅寺でのお坊さん連続殺人事件。さすがは京極とうならされること500回。
この世には、不思議なものなど何ひとつないのだよ。


■2位:ホイチョイ・プロダクションズ: 気まぐれコンセプト クロニクル
例の、スピリッツで連載されていた漫画の傑作選。もちろん単純に読んで楽しめるというのもあるが、順に読んでいくだけで日本風俗史的なものが見えてくるのも本当に面白い。
今の不況の時代では想像もできないような働き方を、昔の好景気の頃のサラリーマンはしていたんだなぁ。と若い人にも読んでもらいたい作品。


■3位:荻原浩: 神様からひと言
食品会社で苦情処理係として奮闘する主人公をおもしろおかしく描く、ユーモアサラリーマン小説。
この本はタイトルと装丁で本当に損をしている。もっと、ゲラゲラ笑える楽しい小説ですよ〜みたいに見せればいいのに。ホント、働く日本人には是非読んで欲しい、オススメ。


■4位:池田理代子: ベルサイユのばら
恥ずかしながら今さら読んだ。そして圧倒。感動。
つべこべ言わずに今すぐみんな読もう。オスカルは男かと思ってたら女だった。


■5位:こうの史代: 夕凪の街 桜の国 (双葉文庫)
ヒロシマを舞台とした女性の物語。と言っても、よくある反戦作品とは一線を画す漫画。
現在の我々の社会が、死者の上に成り立っていることを強烈に教えてくれる傑作。日本人ならば必ず読むべき。


■6位:舞城王太郎: 煙か土か食い物
舞城のデビュー作。今さら読んだ、恥ずかしい。
一応はミステリに分類されるのだろうが、それはあくまで手がかりで、面白さはその枠からはみ出しまくり。


■7位:玖保キリコ: バケツでごはん
スピリッツで連載されていた、動物園で働くペンギン「ギンペー」を主人公とした漫画。
可愛らしい絵柄とは裏腹に、中身はとても濃いサラリーマン社会を描いていてすごく生々しい。働くことに疑問を持っている勤め人の方々にオススメ。


■8位:C.V.Boys: しゃぼん玉の科学
私は今は地域の児童館で実験教室ボランティアをしているのだが、そこでシャボン玉をやろうと思って読んでみた。
1959年とかなり昔の本なのだけど、内容はとても新鮮で古さを感じさせない。科学読み物として現代でも是非読み継がれて欲しい作品。


■9位:北杜夫: どくとるマンボウ青春記
これも有名な作品。今さら読んだ、恥ずかしい。
北杜夫の旧制高校時代の思い出話だが、やはりそれがどれを取っても面白い。若いうちに一回、年を取ってもう一回読みたい本。


■10位:染川香澄, 吹田恭子: ハンズ・オンは楽しい―見て、さわって、遊べるこどもの博物館
世界の博物館の紹介本。安易なガイドブック的なものではなく、しっかりした内容で是非言ってみたい気分にさせられる。
子どもと博物館が好きな方に読んでもらいたい本。
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うーん、こんなところか。今年はマンガが面白かったな、4つも入った。
2010年も、面白い本に巡り会えますように。

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